全関西学生スキー2部昇格祝賀会 03/4/20 |
白井さんは、77年摂大に入学してすぐに、当時同好会だった「スキー部」に入ります。シーズンオフはひたすら淀川の堤防を走る定番メニューをなんとなくやりますが、翌年春の「白馬山の家」での合宿ではそのハードさについていけず、あえなくダウン。その時、「競技としてのスキーは、遊びのそれとは違う」ということに初めて気づきます。そして2年。いきなり主将となった白井さんは、夏のトレーニングを専門雑誌を手本に、走り込みと筋トレ中心のメニューに変え、翌年には念願のインカレ出場を果たします。でも結果はあえなくコースアウト。学生スキーの頂点を見て、自分たちとのギャップを痛感したといいます。チーム作りからやり直した夏のトレーニングでは、冬のスタート台の緊張感をイメージし、「その時のために今苦しい思いをしているのだ」と自分自身を奮い立たせ、熱風の最中「太間公園→枚方大橋→高槻→淀川新橋→豊里大橋」のコースを部員みんなでひたすら走り続けました。その甲斐あってか、翌年のインカレでは大回転で150人中54位に入ることができ他の参加者も成長のあとがみられたのでした。 |